黒曜石の刃(Obsidian Blades)

アステカやその他の中米文明において、黒曜石の刃は武器としてだけでなく、交換の媒体としても機能していました。非常に鋭利で、特定の火山地帯から採れる黒曜石は、入手が困難で非常に貴重でした。その用途は、貿易、儀式、貢物にも及びました。

黒曜石の刃は、壊れやすいながらも致命的であるため、権力と地位の象徴でした。地域によっては金よりも価値がありました。通貨は危険にもなり得るということを如実に示しています。特に、誤って財布の上に座ってズボンを切ってしまったら大変です。

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