プートラップ

愛犬の散歩はリラックスできるものですが、後始末の番になると話は別です。そこで登場するのが「プートラップ」。これは、犬のしっぽの下にビニール袋を吊るすハーネスで、排泄物を空中でキャッチするというもの。CMでは、飼い主たちが袋を持たずに楽しそうに散歩する姿が映し出され、「衛生的画期的な発明」がキラキラしたグラフィックで強調されていました。犬たちは、ありがたそうに、ぶら下がった袋を揺らしながら楽しそうに尻尾を振っています。

しかし、現実は厳しいものでした。ほとんどの犬は、お尻のハンモックから逃れようとして、立ち止まったり、跳ねたり、ぐるぐる走り回ったりします。命中精度はまちまち(文字通り)で、一度「イベント」が発生すれば、たるんだ袋を取り外して処分しなければなりません。その間、他の散歩中の人々は、笑うべきか動物保護団体に連絡すべきか決めかねて、じっと見つめてきます。プートラップは、犬と人間双方の尊厳テストに合格せず、一部の面倒な作業は昔ながらの方法、つまり袋と素早いかがみ込みで対処する方が良いことを証明しました。

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