最も危険な草食動物カバ

カバはその温厚そうな見た目とは裏腹に、非常に気性の荒い生物です。実際、アフリカでは最も人間にとって危険な動物の一つとして数えられ、年間で数百人規模の犠牲者が出ているとも言われています。特に水辺での接近は極めて危険です。
カバは草食動物であるため人間を食べることはありませんが、縄張り意識が非常に強く、ボートを転覆させたり人間を噛み殺すことがあります。さらに、時速40kmで走ることができるため、もし襲われた場合、人間が逃げ切るのはほぼ不可能です。可愛い見た目に騙されてはいけません。