張家界ガラス橋(中国)
「張家界ガラス橋(Zhangjiajie Glass Bridge)」は、中国の湖南省張家界にある、空中に浮かぶような歩道橋です。2016年8月にオープンしたこの橋は、当時「世界一長く、世界一高いガラスの橋」として話題を呼びました。全長約430メートル、幅約6メートル、地上からの高さは約300メートルにもなり、張家界国家森林公園内の二つの山の間に広がる渓谷を跨いでいます。最大で一度に約800人の観光客が橋上に立てる設計で、スリル満点の絶景が楽しめる人気の観光スポットです。
この橋を設計したのは、イスラエルの建築家、ハイム・ドタン氏です。橋の構造は、金属フレームに120枚以上の強化ガラスパネルを組み合わせており、渓谷の両側の崖に打ち込まれた4本の巨大な柱で支えられています。さらに、橋の下には3つの大型ブランコが設置され、まさに空中アトラクションと呼ぶにふさわしい構造です。最近では、約285メートルの高さから飛び降りるバンジージャンプ施設の設置も計画されており、さらなるスリルを求める冒険家たちの熱い視線を集めています。
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