砂糖スプーン戦争

1749年、ポーランドの王室晩餐会で、2人の貴族が黄金の砂糖スプーンを使う権利を巡って口論になりました。一方は自分が持ってきたと主張し、もう一方は先祖代々の所有物だと主張しました。口論は激化し、家族間の争いが勃発し、村々を巻き込んだ武力衝突に発展しました。

それは数日間しか続きませんでしたが、乱闘や決闘で数十人が負傷しました。そのスプーンは、さらなる争いを防ぐために後に溶かされました。そう、18世紀には、お茶の道具でさえ命取りになることがあったのです。

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